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青の作り方は?絵の具の混ぜ方と水色・紺色への調整方法

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青の絵の具がないとき、「何色と何色を混ぜれば青を作れるのだろう」と迷うことがあります。

先に結論をいうと、色材の三原色に当たるシアンとマゼンタがあれば、混色で青に近い色を作れます。

ただし、一般的な絵の具セットの赤・黄・緑などを混ぜても、チューブから出したような鮮やかな青を作るのは困難です。

すでに青の絵の具がある場合は、混ぜる色を変えることで、さまざまな青を作れます。

  • シアン+マゼンタ:基本となる青
  • 青+白:水色や明るい青
  • 青+黒:紺色や暗い青
  • 青+ごく少量の黄:青緑やターコイズ系
  • 青+マゼンタ:青紫

ここでは、現実の絵の具では理論どおりにならない場合があることも踏まえ、色ごとの混ぜ方と失敗したときの直し方を紹介します。

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  1. 青の作り方と絵の具の基本的な混ぜ方
    1. 青は何色と何色を混ぜる?
    2. 普通の絵の具セットでは鮮やかな青を作りにくい
    3. シアンとマゼンタで青を作る手順
    4. 「青は原色だから作れない」といわれる理由
  2. さまざまな青の具体的な作り方
    1. 水色の作り方は青と白が基本
    2. ターコイズブルーの作り方
    3. 青緑の作り方
    4. 青紫の作り方
    5. 濃い青・紺色・ネイビーブルーの作り方
    6. くすんだ青や青灰色の作り方
  3. 元にする青の種類で仕上がりは変わる
    1. ウルトラマリン・コバルトブルー・フタロブルーの違い
    2. ウルトラマリンやコバルトブルーは混色で再現できる?
  4. 絵の具の種類に合わせた明るさの調整
    1. 透明水彩は水と紙の白さを使う
    2. 不透明水彩・ガッシュ・アクリルは白を使える
  5. 失敗しにくい混色の手順
    1. 筆とパレットをきれいにする
    2. 影響の強い色を少しずつ加える
    3. 混ぜる色は2~3色に絞る
    4. 必要な量をまとめて作り、配合を記録する
  6. 思いどおりの青にならないときの直し方
    1. 緑っぽくなった場合
    2. 紫っぽくなった場合
    3. 暗く濁った場合
    4. 明るくしたい場合
  7. 青の作り方に関するよくある質問
    1. 赤と緑を混ぜると青になりますか?
    2. 緑と紫を混ぜれば青を作れますか?
    3. 青と黄色を混ぜるとターコイズブルーになりますか?
    4. 絵の具と食紅は同じ混ぜ方でよいですか?
    5. スマートフォンやパソコンでも同じ混ぜ方ですか?
    6. 混色した青は乾くと変わりますか?
  8. まとめ
    1. 青の基本はシアンとマゼンタ、色の調整は少量ずつ行う

青の作り方と絵の具の基本的な混ぜ方

青は何色と何色を混ぜる?

青を一から作る場合の基本は、シアンとマゼンタの組み合わせです。

シアンは青緑に近い色、マゼンタは赤紫に近い色で、どちらも色材の三原色に含まれます。

実際に混ぜるときは、パレットへシアンを出し、マゼンタを筆先につける程度の量から少しずつ加えます。

緑みが残る場合はマゼンタを足し、紫みが強くなった場合はシアンを足してください。

最初から同量を混ぜると、使用する製品によっては青紫へ寄りすぎることがあります。

顔料の着色力は絵の具ごとに異なるため、決まった比率を一度に混ぜるより、試し塗りをしながら調整する方が確実です。

普通の絵の具セットでは鮮やかな青を作りにくい

学校用の絵の具では、赤・青・黄を基本の色として扱うことがよくあります。

この組み合わせでは青が出発点になるため、赤・黄・緑などから同じ青を作り直すことはできません。

青と黄を混ぜると緑になり、青と赤を混ぜると紫になります。

一度混ぜた緑や紫から青の成分だけを取り出すこともできません。

シアンとマゼンタを持っていない場合は、無理に複数色を混ぜ続けるより、新しい青の絵の具を用意する方が鮮やかに仕上がります。

シアンとマゼンタで青を作る手順

シアンとマゼンタから青を作る場合は、次の順序で進めます。

  1. きれいなパレットへシアンを出します。
  2. マゼンタをごく少量加えて、むらがなくなるまで混ぜます。
  3. 緑みが強ければマゼンタを、紫みが強ければシアンを追加します。
  4. 本番と同じ紙や素材へ塗り、乾いた色を確認します。

混色した時点で暗く濁っている場合は、黄色や橙色など別の色が筆やパレットに残っていないか確認してください。

鮮やかさが必要な場合や広い面積を塗る場合は、目的に近い青を単色で使った方が、色を安定させやすくなります。

「青は原色だから作れない」といわれる理由

青を作れるかどうかについて説明が分かれるのは、使っている色の仕組みが異なるためです。

絵の具や印刷インクのような色材では、シアン・マゼンタ・イエローを三原色とする考え方があり、シアンとマゼンタから青の領域を表現できます。

一方、テレビやスマートフォンの画面では、赤・緑・青の光を使うRGB方式が採用されています。

光の青は三原色の一つなので、赤と緑の光から青を作ることはできません。

また、一般的な学校用絵の具では赤・青・黄を基本として説明することもあります。

したがって、「普通の赤や黄から鮮やかな青を作るのは難しいが、シアンとマゼンタの色材なら青に近づけられる」と理解すると混乱しにくくなります。

さまざまな青の具体的な作り方

水色の作り方は青と白が基本

不透明水彩、ポスターカラー、ガッシュ、アクリル絵の具では、青に白を混ぜると水色になります。

基本の目安は青1:白1です。

淡い水色を作りたいときは、白を多めに出し、青を少しずつ加えてください。

白に対して青を加える順番にすると、濃くなりすぎた色を大量の白で戻す失敗を防げます。

元にする青でも仕上がりは変わります。

  • シアン+白:緑みをわずかに感じる、すっきりした水色
  • ウルトラマリン+白:紫みを感じやすい水色
  • コバルトブルー+白:偏りの比較的少ない穏やかな水色
  • ターコイズ系の青+白:明るい青緑寄りの水色

透明水彩では、白い絵の具を加えると透明感が弱くなります。

透明感のある水色にしたい場合は、青を水で薄め、紙の白さを透かして明るく見せる方法が基本です。

ターコイズブルーの作り方

ターコイズブルーは、青と緑の間にある明るい色です。

色名が示す範囲は広く、製品によって青寄りのものと緑寄りのものがあります。

作るときは、シアンまたは緑みのある青を多めに用意し、黄色を筆先につける程度から加えます。

不透明な絵の具で明るいターコイズブルーにしたい場合は、最後に白を加えて明るさを整えてください。

手順は次のとおりです。

  1. シアンを基準の色として出します。
  2. 黄色をほんの少し加え、青緑へ動かします。
  3. 緑になりすぎたら、シアンまたは青を追加します。
  4. 明るくしたい場合は白を加えます。

黄色を一度に多く入れると、ターコイズブルーではなく緑へ近づきます。

普通の青しかない場合も同じ手順を使えますが、紫みの強い青では色がくすみやすいため、シアンやフタロブルーのグリーンシェードなど、緑みの青を使う方が鮮やかに作りやすくなります。

青緑の作り方

青緑は、青に黄色を少しずつ混ぜて作れます。

最初は青を3~5に対して黄色を1程度に抑え、色を見ながら調整するのが目安です。

青の割合を多くすると青寄りの青緑になり、黄色を増やすと緑へ近づきます。

すでに緑の絵の具がある場合は、青に緑を少量加える方法でも作れます。

ただし、緑の中には黄みの強いものと青みの強いものがあるため、少量から試してください。

ターコイズブルーと青緑に厳密な境界はありませんが、一般には白を加えて明るくした青緑がターコイズ系に見えやすくなります。

青紫の作り方

青紫は、青にマゼンタまたは青みの赤を少量加えて作ります。

出発点の目安は、青4に対してマゼンタ1程度です。

紫へ変わりきる前に加えるのを止めると、青みを残した青紫になります。

朱色やオレンジ寄りの赤には黄色の性質が含まれるため、青と混ぜると濁りやすくなります。

鮮やかな青紫を作りたい場合は、一般的な赤よりマゼンタの方が調整しやすいでしょう。

淡い青紫にする場合は、作った青紫を白へ少量ずつ加えます。

透明水彩では白を使わず、水で薄めて紙の白さを生かす方法もあります。

濃い青・紺色・ネイビーブルーの作り方

紺色は、青に黒を少量加えて作ります。

サクラクレパスが示す目安は、青4~5に対して黒1です。

ただし、黒は着色力が強く、少量でも青の印象を大きく変えます。

まずは青に筆先ほどの黒を混ぜ、足りない場合だけ追加してください。

落ち着いた紺色にしたいときは黒を使い、青みを保った深い色にしたいときは、ウルトラマリンなど元から濃い青を選ぶ方法があります。

黒を入れすぎると、青みの弱い灰色に近づきます。

その場合は失敗した色へ青を大量に足すのではなく、新しく出した青へ失敗した色を少しずつ加える方が調整しやすくなります。

くすんだ青や青灰色の作り方

青に灰色を少量加えると、スモーキーな青や青灰色を作れます。

白と黒を別々に入れるより、あらかじめ作った灰色を少しずつ加えると、明るさを調整しやすくなります。

また、青の補色に近い橙色をほんの少し加えると、鮮やかさを抑えた複雑な青になります。

橙色や茶色を増やすと青から離れ、灰色や茶色に近づくため、筆先にわずかにつける程度から試してください。

青と茶色を同量にするような固定配合は、元の顔料によって結果が大きく異なります。

茶色や橙色は、紺色を作る主材料ではなく、青の鮮やかさを抑えるための調整色として使うのが安全です。

元にする青の種類で仕上がりは変わる

ウルトラマリン・コバルトブルー・フタロブルーの違い

同じ「青」でも、顔料や製品によって色の偏り、透明性、着色力が異なります。

ウルトラマリンやコバルトブルーは、単なる出来上がりの色名ではなく、特定の顔料を使った絵の具として販売されています。

一般的な青へ何色かを加えても、これらの顔料の性質まで同じにすることはできません。

  • ウルトラマリン:顔料番号PB29を使う製品が代表的で、濃く透明感のある青です。水彩では粒状感が出る製品もあり、白を混ぜると紫みが分かりやすくなる場合があります。
  • コバルトブルー:代表的な顔料番号はPB28で、メーカー資料では偏りの少ない「クリーンな青」と説明されています。水色や空の色の基準にしやすい一方、製品ごとに透明性や価格が異なります。
  • フタロブルーのグリーンシェード:代表的な顔料はPB15系で、緑みのある強い青です。少量でも色が大きく変わり、ターコイズブルーや鮮やかな青緑を作る基準色に向いています。
  • セルリアンブルー:緑みのある明るい青です。顔料PB35を使う製品などがあり、水彩では粒状感を持つものもあります。

名前が同じでも、メーカーによって単一顔料の製品と複数顔料を配合した「ヒュー」があります。

正確に選びたい場合は、チューブやメーカーのカラーチャートに記載されたPB29やPB28などの顔料番号も確認してください。

ウルトラマリンやコバルトブルーは混色で再現できる?

見た目を近づけることはできても、一般的な青から同じ顔料の発色や透明性、粒状感まで再現することはできません。

ウルトラマリンに近い紫みの青が必要なら、青へマゼンタをごく少量加える方法があります。

コバルトブルーに近い穏やかな青を目指す場合は、偏りの少ない青を選び、必要に応じて白で明るさを調整します。

ただし、どちらも「ウルトラマリンそのもの」「コバルトブルーそのもの」を作る方法ではありません。

作品の広い範囲で同じ発色が必要なときは、目的の色を単色で用意する方が確実です。

絵の具の種類に合わせた明るさの調整

透明水彩は水と紙の白さを使う

透明水彩は、薄い色の層を通して紙の白さを見せる画材です。

明るい青や水色を作るときは、白い絵の具を混ぜるより、水を増やして薄く塗る方法が基本です。

白を混ぜると、透明な水色ではなく、白っぽく不透明な色になります。

どちらが間違いというわけではなく、透明感を残したいか、白く柔らかな色面を作りたいかで使い分けます。

不透明水彩・ガッシュ・アクリルは白を使える

不透明水彩、ガッシュ、ポスターカラー、アクリル絵の具では、白を混ぜて明るい青を作れます。

白を増やすほど明度は上がりますが、鮮やかさは下がり、柔らかい色になります。

アクリル絵の具は乾くと塗った直後と見え方が変わる場合があるため、本番と同じ素材に試し塗りし、乾燥後の色を確認してください。

失敗しにくい混色の手順

筆とパレットをきれいにする

筆やパレットに別の色が残っていると、青が濁る原因になります。

特に黄色、橙色、茶色が少量混じるだけでも鮮やかさが下がります。

筆をよく洗い、汚れていない水を使ってください。

同じ名称の青でも製品によって発色は異なるため、本番前の試し塗りも重要です。

影響の強い色を少しずつ加える

混色では、薄い色や多く使う色を先に出し、濃い色や着色力の強い色を少しずつ加えます。

水色なら白へ青を、紺色なら青へ黒を、ターコイズブルーならシアンへ黄色を少量ずつ加えてください。

黒、フタロブルー、マゼンタなどを一度に入れると戻しにくいため、つまようじの先や筆先を使う程度から始めます。

混ぜる色は2~3色に絞る

絵の具は、混ぜる色数が増えるほど彩度が下がり、灰色や茶色へ近づく傾向があります。

鮮やかな青を目指すなら、シアンとマゼンタなど、必要最小限の色だけを使います。

うまくいかない色へ次々と別の色を足すより、きれいな場所で作り直した方が、少ない絵の具で狙った色に近づけられます。

必要な量をまとめて作り、配合を記録する

混色で作った色を後からまったく同じように再現するのは簡単ではありません。

広い面を塗る場合は、少し余る程度の量を一度に作ってください。

「青4、白2、マゼンタは筆先に少量」のように、使った色とおおよその量を記録すると、追加するときの手掛かりになります。

思いどおりの青にならないときの直し方

緑っぽくなった場合

黄色や緑が多すぎる可能性があります。

青またはシアンを追加し、必要であればマゼンタをごく少量加えると青側へ戻せます。

すでに茶色っぽく濁っている場合は、作り直した方が鮮やかになります。

紫っぽくなった場合

赤やマゼンタが多すぎる状態です。

シアンまたは手持ちの青を少しずつ足してください。

白を加えると色は明るくなりますが、紫への偏り自体は直りません。

暗く濁った場合

黒や補色を入れすぎた、複数の色を混ぜすぎた、筆に別の色が残っていたなどの原因が考えられます。

濁った色へ白を加えると明るくはなりますが、鮮やかな青には戻りません。

鮮やかさを優先する場合は、新しいパレットで作り直してください。

明るくしたい場合

不透明な絵の具では白を加え、透明水彩では水で薄めて明るさを調整します。

白を加えると淡く不透明な青になり、水で薄めると紙の白さを生かした透明感のある青になります。

青の作り方に関するよくある質問

赤と緑を混ぜると青になりますか?

絵の具の赤と緑を混ぜても、鮮やかな青にはなりません。

赤と緑は補色に近い組み合わせなので、茶色や灰色のような濁った色になりやすくなります。

光の場合も、赤と緑を加えると黄色に見えるため、青にはなりません。

緑と紫を混ぜれば青を作れますか?

緑と紫を混ぜても、通常は鮮やかな青になりません。

それぞれに複数の色の性質が含まれるため、暗い灰色や茶色に寄ることがあります。

青がない場合は、シアンとマゼンタを使うか、青の絵の具を用意する方が確実です。

青と黄色を混ぜるとターコイズブルーになりますか?

青を多く、黄色をごく少なくすれば、青緑やターコイズ系へ近づけられます。

ただし、黄色を増やすと緑になるため、青またはシアンを基準にして少量ずつ加えることが大切です。

明るいターコイズブルーにしたい場合は、不透明な絵の具なら最後に白を加えます。

絵の具と食紅は同じ混ぜ方でよいですか?

色の変化に共通する部分はありますが、絵の具を食品へ使うことはできません。

食べ物には必ず食用として販売されている着色料だけを使用し、製品の表示に従ってください。

青い食用色素がない状態で、ほかの食用色素から鮮やかな青を作るのは困難です。

スマートフォンやパソコンでも同じ混ぜ方ですか?

画面は絵の具と異なり、赤・緑・青の光を使うRGB方式で色を表示します。

デジタル画面で青を表示するには、青の成分であるBの値を上げます。

絵の具のようにシアンとマゼンタをパレットで混ぜる考え方とは異なります。

混色した青は乾くと変わりますか?

絵の具の種類、顔料、水分量、紙や下地の色によって、塗った直後と乾燥後の見え方が変わる場合があります。

本番と同じ紙や素材へ試し塗りし、乾いてから最終的な色を判断してください。

まとめ

青の基本はシアンとマゼンタ、色の調整は少量ずつ行う

青を一から作る場合は、シアンにマゼンタを少量ずつ加える方法が基本です。

一般的な絵の具セットの赤・黄・緑だけでは鮮やかな青を作りにくいため、シアンとマゼンタがなければ青の絵の具を用意する方が確実です。

すでに青がある場合は、青と白で水色、青と少量の黒で紺色、青とごく少量の黄色で青緑、青とマゼンタで青紫を作れます。

ターコイズブルーはシアンまたは緑みの青を基準に、黄色を少し加え、不透明な絵の具では白で明るさを整えます。

ウルトラマリン、コバルトブルー、フタロブルーなど、元にする青の顔料によっても結果は変わります。

きれいな道具を使い、影響の強い色を少量ずつ加え、乾いた試し塗りを確認しながら目的の青へ近づけてください。

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