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青の作り方は?絵の具の混ぜ方と水色・紺色への調整方法

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青の絵の具がないとき、「何色と何色を混ぜれば青を作れるのだろう」と迷うことがあります。

結論からいうと、一般的な絵の具セットの赤・黄・緑などを混ぜても、チューブから出したような鮮やかな青を作るのは困難です。

一方、色材の三原色であるシアンとマゼンタがあれば、混色によって青に近い色を作れます。

ただし、実際の仕上がりは絵の具の種類や顔料によって異なり、青紫や暗い青に寄る場合もあります。

ここでは、青の基本的な作り方に加え、水色・紺色・青緑などへ調整する混ぜ方や、色が濁ったときの直し方を分かりやすく紹介します。

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青の作り方と絵の具の基本的な混ぜ方

普通の絵の具セットでは鮮やかな青を作りにくい

学校用の絵の具セットでは、赤・青・黄を基本の色として扱うことがよくあります。

この場合、青はほかの色を作るための出発点なので、青を使わずに赤・黄・緑などから同じ青を再現することはできません。

たとえば、青と黄を混ぜると緑になり、青と赤を混ぜると紫になります。

緑や紫から逆に青だけを取り出すことはできないため、青の絵の具を切らした場合は、基本的には新しい青を用意するのが確実です。

シアンとマゼンタがあれば青に近い色を作れる

絵の具や印刷インクなど、光を吸収する色材の三原色はシアン・マゼンタ・イエローです。

理論上は、青緑に近いシアンと赤紫に近いマゼンタを混ぜることで、青の領域を表現できます。

実際に試すときは、次の順序で混ぜると調整しやすくなります。

1:パレットにシアンを必要量より少なめに出します。

2:マゼンタをごく少量ずつ加え、そのたびによく混ぜます。

3:緑みが強ければマゼンタを増やし、紫みが強ければシアンを増やします。

4:試し塗りをして、乾いた状態の色も確認します。

シアンとマゼンタを同量にする考え方もありますが、実物の絵の具では青紫に見えることがあります。

メーカーや顔料によって発色と着色力が異なるため、決まった割合を一度に混ぜるのではなく、シアンを基準にマゼンタを少しずつ足す方法が安全です。

鮮やかさが必要な場合や広い面積を塗る場合は、混色で無理に近づけるより、目的に合う青の絵の具を単色で使った方が安定します。

「青は原色だから作れない」と「シアンとマゼンタで作れる」の違い

青を作れるかどうかについて説明が分かれるのは、扱っている色の仕組みが異なるためです。

テレビやスマートフォンの画面で使われる光の三原色は、赤・緑・青のRGBです。

光の青は三原色の一つなので、赤と緑の光を足しても作れません。

これに対して、絵の具や印刷で使われる色材の三原色は、シアン・マゼンタ・イエローのCMYです。

色材の理論ではシアンとマゼンタから青を表現できますが、現実の絵の具は理想的な色材ではないため、混ぜると明度や彩度が下がります。

つまり、「普通の赤や黄などから鮮やかな青を作るのは難しいが、シアンとマゼンタがあれば青に近づけられる」と理解するとよいでしょう。

青から水色・紺色・青緑を作る混ぜ方

水色は青と白を混ぜる

不透明水彩、ポスターカラー、アクリル絵の具などでは、青に白を混ぜると水色になります。

最初の目安は青1:白1ですが、白を多くするほど淡く柔らかい水色になります。

濃い青へ白を一度に大量に入れるより、白をパレットに出してから青を少しずつ加える方が、必要以上に絵の具を使わずに済みます。

透明水彩では、白い絵の具を加えると透明感が弱くなります。

透明感のある水色にしたい場合は、青を水で薄め、紙の白さを透かして明るく見せる方法が適しています。

紺色は青に黒を少量加える

紺色は、青に黒を少量混ぜると作れます。

サクラクレパスが紹介する目安は、青4~5に対して黒1です。

ただし、黒は少量でも全体の印象を大きく変えるため、最初はこの比率よりさらに少なく加えても構いません。

黒を入れすぎると、青みが分かりにくい灰色に近づきます。

黒が多くなりすぎた場合は、青を足して戻すより、新しい青を別の場所に出して、失敗した色を少しずつ加える方が調整しやすくなります。

青緑は青に黄色をほんの少し加える

青に黄色を加えると、青緑から緑へと変化します。

青みを残したい場合は、青を多めに用意し、筆先につけた少量の黄色を混ぜて変化を確認します。

黄色を入れすぎると緑になるため、鮮やかなターコイズ系を目指すなら、最初からシアンを使う方法もあります。

白を少量加えると、明るく柔らかな青緑へ調整できますが、同時に鮮やかさは下がります。

青紫は青にマゼンタや赤を少量加える

青にマゼンタを加えると、紫みのある深い青になります。

一般的な赤でも青紫に近づけられますが、黄色みを含む赤では色が濁りやすいため、赤紫に近いマゼンタの方が鮮やかさを保ちやすくなります。

紫に変わる直前の青を狙う場合は、青を基準にし、マゼンタを少量ずつ足してください。

くすんだ青は補色や灰色で調整する

落ち着いた青や青灰色を作りたい場合は、青に灰色を少し加える方法があります。

また、青と反対の位置にある橙色をほんの少し加えると、明るさと鮮やかさを抑えた複雑な青になります。

橙色を増やしすぎると茶色や灰色に近づくため、筆先につく程度から試すことが大切です。

失敗しにくい混色の手順

道具をきれいにしてから始める

筆やパレットに別の色が残っていると、青が濁る原因になります。

特に黄色や橙色が少量混じるだけでも青の鮮やかさが落ちるため、筆をよく洗い、きれいな水を使ってください。

同じ名称の青でも、メーカーや絵の具の種類によって色味は異なります。

まずは同じ種類の絵の具同士を使い、不要な紙に試し塗りをしてから作品に使うと安心です。

影響の強い色を少しずつ加える

混色では、薄い色や使用量の多い色を先に出し、濃い色や影響の強い色を少しずつ加えます。

水色なら白に青を、紺色なら青に黒を少量ずつ混ぜると失敗を減らせます。

黒やマゼンタを一度に入れると元の色へ戻しにくいため、つまようじの先や筆先を使うくらいの少量から始めましょう。

混ぜる色はできるだけ2~3色に絞る

絵の具は、異なる色を増やすほど彩度が下がり、灰色や茶色に近づく傾向があります。

鮮やかな青を目指す場合は、使う色をシアンとマゼンタなどの2色に絞ることが基本です。

うまくいかない色へ何色も継ぎ足すより、新しい場所で作り直した方が、少ない絵の具できれいに仕上がります。

必要な量をまとめて作り、割合を記録する

混色で作った色を後からまったく同じように再現するのは簡単ではありません。

広い面を塗るときは、少し余る程度の量を一度に作ってください。

青2滴、白3滴など、使った色とおおよその割合をメモしておくと、追加で必要になったときの手掛かりになります。

思いどおりの青にならないときの直し方

緑っぽくなった場合

黄色や緑が入りすぎている可能性があります。

青またはマゼンタを少量加えると青側へ戻せますが、すでに大きく濁っている場合は作り直した方が鮮やかになります。

紫っぽくなった場合

赤やマゼンタが多すぎる状態です。

シアンまたは手持ちの青を少しずつ足して調整します。

暗く濁った場合

黒を入れすぎた、補色を多く混ぜた、筆に別の色が残っていたなどの原因が考えられます。

濁った色へ白を加えても明るくはなりますが、鮮やかな青には戻りません。

鮮やかさを優先するなら、きれいなパレットで新しく作り直してください。

明るくしたい場合

不透明な絵の具では白を、透明水彩では水を使って明るさを調整します。

白を加えると淡く不透明な青になり、水で薄めると紙の白さを生かした透明感のある青になります。

青の混ぜ方に関するよくある質問

赤と緑を混ぜると青になりますか?

絵の具の赤と緑を混ぜても、鮮やかな青にはなりません。

赤と緑は反対に近い性質の色なので、実際には茶色や灰色に近い濁った色になりやすい組み合わせです。

なお、光の赤と緑を混ぜた場合は黄色に見えるため、光の混色でも青にはなりません。

緑と紫を混ぜれば青を作れますか?

緑と紫を混ぜても、通常は鮮やかな青になりません。

それぞれに複数の色の成分が含まれるため、混ぜると彩度が下がり、暗い灰色や茶色に寄ることがあります。

青が手元にない場合は、シアンとマゼンタを試すか、青の絵の具を用意する方が確実です。

絵の具と食紅は同じ混ぜ方でよいですか?

色の見え方に共通する部分はありますが、絵の具を食品へ使うことはできません。

食べ物の着色には必ず食用として販売されている着色料だけを使用し、製品の表示や使用方法に従ってください。

青い食用色素がない状態で、ほかの色から鮮やかな青を作るのは困難です。

スマートフォンやパソコンでも同じ混ぜ方ですか?

画面は絵の具とは異なり、赤・緑・青の光を使うRGB方式で色を表示します。

青はRGBの三原色の一つなので、赤と緑の数値だけを調整して青を作ることはできません。

デジタル画面で青を表示するには、青の成分であるBの値を上げます。

混色した青を乾かすと色が変わることはありますか?

絵の具の種類、顔料、水分量、紙の色などによって、塗った直後と乾燥後で見え方が変わることがあります。

本番と同じ紙や素材へ試し塗りし、乾いてから色を決めると失敗を防げます。

まとめ

普通の絵の具では青を基準に調整するのが確実

一般的な絵の具セットでは、赤・黄・緑などから鮮やかな青を作るのは困難です。

色材の三原色であるシアンとマゼンタがあれば青に近い色を作れますが、実際の絵の具では青紫や暗い色に寄ることがあります。

水色は青と白、紺色は青と少量の黒、青緑は青とごく少量の黄色が基本です。

きれいな道具を使い、影響の強い色を少しずつ足し、試し塗りをしながら目的の青へ近づけてください。

鮮やかな青が必要なときや多量に使うときは、混色にこだわらず、目的に合う青を単色で用意する方法が最も安定します。

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